**Goofs〜重箱の隅**
- チャンクの最初の登場シーン。最初のショットで鏡にべっちょりくついてるピザが次のショットでは消滅。3ショット目でまた現れます。
- データの初登場シーン。データがマシンで引っ張ろうとしたゴミ箱は満タンだったはずなのに、データが落ちたときは空っぽになってます。
- ジェイクの脱獄を待つママフラテリー。車の窓に撮影機器が写ってます。
- 風船を使った、マイキーの家のドアの仕掛け。最初はピンクの風船なのにいつの間にか赤に。
- ブランドが、マウスの座っていたシンクの水を出しちゃうシーン。クローズアップでは別のシンクになってます。周りに置いてある物も違うし。
- フラテリーの車に空いた銃弾痕、見るたびに位置が違う、、、。
- コウモリ出没シーン。マウスのどアップの前のコウモリ、おもいっきりピアノ線が見えてます。
- トロイがトイレに入っていくシーン。持っていたのは白っぽい裏表紙の雑誌。でも次のシーンでは雑誌の裏表紙は黒っぽいものになってます。
- トロイがトイレで水に持ち上げられるシーン。ズボンは足首まで下がってるけど、赤いパンツははいたままってどうよ?
- 地下のトンネルに下りていくときは白いナイキシューズを履いていたデータ。次のシーンでは黒(灰色)ナイキシューズに早変わり。
- 滝の近くの木橋を渡るシーン。データが持ってたランタンが、「すってんころりん」を使った後は消えちゃってます。
- 願い事の井戸で、ステフがコインをなぜ拾っちゃいけないのか?説明するシーン。データの隣でコインを数えてたはずのマウス、次のセリフのシーンではデータははるか遠くになってます。
- 「願い事の井戸」の下でびしょびしょになったグーニーズ。あっという間に乾いてます。「片目のウィリーご対面」のシーンもそう。フラテリー一家も、水に濡れてもすぐにからから。
- 海賊船からグーニーズが次々に飛び降りるシーン(ステフがママフラテリをひっぱたくシーン)。チャンクは2度飛び込んでます。
- ラストシーン、マイキーのパパが契約書を破って空に投げるんだけど、その後の紙ふぶきはどう見ても多すぎ。
- フラテリーのレストランの地下。マイキーが「Year Brand!」って叫ばなくちゃいけないところで「Year Josh!」って言ってます。もちろん「Josh」はBrand役俳優の本名。
- アンディのオルガンシーン。音符を見るとあれはどう見ても「A,Cシャープ,E」。でも「D」って言ってます。さらに「A sharp or B flat?」って悩むシーン。そのふたつは同じ音では??
- アンディが海賊船の甲板を歩かされてるシーン。両手が縛られてるんだけど、ジャンプしてるときには縛られてない、、、でもってブランドがアンディを捕まえたときはまた縛られてます。
- チャンクが片目のウィリーの地図を落っことしてフレームを割っちゃうシーン。マイキーがガラスの破片を取り除いてるんだけど、カメラのアングルがかわると破片はまた元の位置に。でもって、マイキーがその下から地図を取り出します。
- レストランにて。「二人っきりになろう」としてたはずのアンディ&ブランドなのに、ほかのみんなと一緒に下に下りちゃってます。
- ブランドがグーニーズに縛りあげられて、ひっくりかえっているシーン。頭にまいてあったはずのバンダナが消えています。でも次のシーンでは元に戻っています。
Thank you for ミーホイさん!
- チャンクがフラテリーの車を止めるシーン。フラテリーは歌を歌ってるのに、ミラーに映ってる姿はタバコを吸ってます。
- マイキーのママが宝石を受け取る場面。マニキュア塗れてません。
- データがレポーターに「あのタコがほんとに怖かったよ。」って言ってるけど、海賊船の前で大タコに会ったシーンはカットされてます。
- マウスがステフに「君は命の恩人だ。」って言うシーンもあるけど、これもカットされたシーンがもとになってます。
- マウスの帽子が現れたり消えたり、、、、。
- ブランドがグーニーズの後を追うために小さい女の子の自転車を強奪(笑)。
そのときその子は"my bike, my bike, I want my bike"って言ってますが、、、、口が動いてません。ちなみにあの子はデータ役キーの姪っ子にあたります。
**Trivia〜小ネタ集**
- ステフは途中でメガネを壊してしまいます。それは、メガネが似合わないから、途中で壊れてしまうという設定になりました。最初から撮り直すのが面倒で途中で壊れてしまうってことになりました。
Thank you for へーポイさん!
- 最後のウォータースライダーは出口がいくつかあって違うところから出てくるのですがあれは本人組と人形組があるのです。チャンクがスロースの背中につかまってマストからナイフで降りてくるところも人形。海賊船のマウスとステファニーが板の上にいて、スロースがロープにつかまって助けるところも一部、人形です。Thank you for へーポイさん!
- せっかく作った「本物の」海賊船。撮影終了後に「欲しい人にあげる」ことになったのですが、結局名乗り出た人がいなくて壊されることに。
- 監督のリチャードドナーはOne−Eyed Willieの頭と船のモデルを持ち帰りました。
- 撮影スタッフもエキストラとしていろんなところに参加してます。カメラマンがマウスのお父さん、別のカメラマンはフリーザーの中にあった死体、アシスタントディレクターが、ラストシーンにスクーターで登場するお巡りさんのひとりとかデータのママ。リチャードドナーもこの警察の一人で、グレーヘアーの人。見つけてみよう。
- リビングでみんなでシンディの「Good Enough」を見てるシーン。実際にあのミュージックビデオが撮影されたのは、映画撮影終了後6ヶ月もたってからでした。
- 「フラテリーズ」ていうのはイタリア語で「兄弟」の意味。
- フラテリーズの喧嘩のときに兄ちゃんをおもいっきりひっぱたくママ。このシーン、「できるだけ強くたたけ」と言われたAnneはほんとに思いっきりひっぱたいたそうな
- Jeffはチャンク役決定後に水疱瘡になっちゃいました。撮影所に出てくるのをみんな怖がってたとさ。
- チャンクが警察に電話したのに信じてもらえないシーン。「小さな生き物を水にいれたら変身したとか?」って話がでてきますが、これはグーニーズ脚本を書いたChris Columbusが手がけてコリーフェルドマンも出演した「グレムリン」のことを言ってるんだって。
- スロースの目は、リモコンで動くようになってました。スロースを演じたMutzakは自分の瞬きとリモコンの目の動きを合わせないといけなかったそうです。
- 映画の中で何度も出てくる「Shit」とか「Bullshit」。その数全部で19回!ちなみにこれ、データの「HolyS−H−I−T!」は含まれてません。
- データのベルトには「007」の文字が刻まれてます。さらにデータがマイキーの部屋に下りてくるときのテーマ曲はジェームスボンド。
- 映画の途中、ショーン演じるマイキーが「Holy Mackenzie!」って叫んでるところがあるそうなんだけど、Mackenzieってのはショーンの実の弟の名前
- レストランでチャンクがこぼした水の流れでトンネルを発見するシーン。ここで流れてた音楽は、映画「The Great Escape」の中で、こぼしたコーヒーの流れでトンネルを見つけるシーンと同じものがつかわれています。
- テーマ曲「GooniesRGoodEnough」。シンディルーパーも作曲に参加してます。ミュージックビデオにはスピルバーグもカメオ出演しているとか。
- マウスが、メキシカンの家政婦さんRosalitaにへんてこ通訳をするシーン。スパニッシュ吹き替えバージョンでは、家政婦さんはイタリア人っていう設定になってます。ちなみに名前は「Rossanna」。イタリア語での吹き替えはコリーのスパニッシュよりずっとうまかったとか、、。
- スロースとチャンクがグーニーズを追って暖炉のトンネルに下りていくシーン。スロースはオークランドレイダースのTシャツ着てます。スロースを演じているマツザックは元オークランドレイダースのフットボール選手なんだよね。
- マイキーの家のゲートを開けるための仕掛けに書かれた「Rube G」の文字。これはピューリツア賞を受賞した漫画家Rube Goldbergのこと。彼はいろんな仕掛けのマシンを描いているそうです。
- グーニーズが家族と再会するシーン、実際のグーニースキャストの家族がたくさんいるようです。コメンタリーで話されてるのでチェックしてみて
- 落ちてくる岩に叫ぶデータ「HolyS−H−I−T!」データは「Shit」って言わずにスペルを叫んでます。なぜか?データ役キーくんはママから映画の中で「汚い言葉」を使っちゃいけないって言われてたんだって、ええ子じゃ。
- 家のポーチでブランドがマイキーを抱きしめるシーン。後にディレクターDick Donnerのトレイラーが映ってます。
- テレビで流されたクリップではレストランの地下のシーンは映画「The Sea Hawk」のものが使われてます。このときの音楽は「Adventures of DonJuan」からのもの。この音楽はスロースとチャンクが海賊船の上でグーニーズを助けに現れるときにも使われてます。
- スロースのメイクには5時間かかりました。濡らさないようにしなくちゃいけなかったのにキャストの子供達が水をかけちゃってその日の撮影が全部ダメになったこともあったとか。
- チャンクを演じるジェフコーエン。フラテリーへの涙の「告白」シーンは、自分のママが死んじゃうことを想像して涙を流しました。
- ピザハットに協賛を拒否されたことで、マウスがピザの名前を言うシーンはあとから録音しなおすはめに。
- 撮影はほぼ連続で行われ、終了までに5ヶ月かかりました。
- スーパーマン大好きなスロース。海賊船でもスーパーマンTシャツを披露。このとき流れる曲はもちろん映画「スーパーマン」から。実は「スーパーマン」もリチャードドナーが監督しているのです。
- グーニーズの翌年公開された映画「スタンドバイミー」。コリーが出演していますが、ショーンも主演リバーフェニックスの役のオーディションを受けたそうです。その後リバーの演技を見たショーンは「自分は落ちて当然だった」と著書の中で書いてました。
- 撮影終了のラスト1週間。キャストメンバーはなぜか監督ドナーに冷たくなりました。不思議に思っていたドナーですが、撮影終了後ハワイにあるビーチハウスに戻ったドナーを、キャストたちがサプライズパーティーで出迎えたのでした。
パーティーを企画したのはスピルバーグ。「ドナーをびっくりさせるために絶対言うなよ」とスピルバーグに言われていたキャストメンバーは、そのために最後の1週間ドナーとあまり話をしなかったのでした。
- 映画のオリジナルポスターには、岩から吊り下げられたロープにグーニーズが1列にぶら下がってる絵が使われてるんだけど、新聞に載ったグーニーズの絵では、その順番が変わってるんだそうな。
- オープニングにステフが頭を水につっこんでカニ(?)をとってるシーンがありますが、ステフはお魚屋さんの娘なのです。
- キャストたちは、海賊船を見つけるシーンの撮影のときまで、船のセットを見れなかったそうな。このシーンは実物大の船を作ったとかで、あの驚きは演技じゃないってことよね。
- ラストシーンに登場する海賊船。あのデッキにはな〜んとミニチュアのR2-D2(スターウォーズの)が隠れてるんだって。探してみようっ。
**Commentary**
- コメンタリーの間、隣のお部屋にショーンの愛娘アリィがいたそうです。ショーンがアリィに手を振ったりしてます。
- コメンタリーの途中でいなくなっちゃったショーン。その夜イベント参加の予定が先に入ってたそうです。代わりにロードオブザリングのサムワイズフィギュアを席に置いていったそうだけど、映ってない(涙)。
"It's their time, their time, up there! Down here it's our time, our time, down here!"とは言ってくれなかったのね。
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